人気すぎて在庫がないFE 24-105mm F4 G OSS


FE 24-105mm F4 G OSSは便利ズームにしては描写もよく、手ぶれ補正もがっちりと効いてくれる、軽いと、良いことづくめなので在庫が足りておらず、入荷待ちというお店が多いです。
中古でも人気商品のため、ほとんど新品と値段が変わりません。
また、安くて状態の良いものは出品されてもすぐに売れてしまうぐらいの人気っぷりです。

入荷待ちの中でやっと手にいれたFE 24-105mm F4 G OSSはやっぱり便利。
この記事では以下の項目にわけて実際の写真も使って書いていきたいと思います。

目次
・焦点距離:24〜105mmがカバーできる便利さ
・「ナノARコーティング」でフレアやゴーストを抑え、黒が締まったクリアな描写
・使用用途が幅広く、なんでも撮れるレンズ
・僕がFE 24-105mm F4 G OSSを選んだわけ ・まとめ(軽い、ブレない、レンズの評価)

焦点距離:24〜105mmがカバーできる便利さ

まずは24mm〜105mmがいかに高倍率であるかを感じていただこうかと思います。
高ボッチで撮影した一本の木で比べてみましょう。

広角側

長野県_岡谷市_高ボッチ高原_181216_0253
24mmはかなり広く、メインの低木までの距離が遠いので24mmだと小さく写っています。
空が広いうえに手前の草むらも多めに入っています。



望遠側

長野県_岡谷市_高ボッチ高原_181216_0256
24mmの時は小さかった低木ですが、105mmまでズームアップするとかなり大きく写ります。
これはもう立派なメイン被写体として扱えるレベルですね。
近寄ればいいじゃないかと思われるかもしれませんが、この撮影ポイントより先は柵があって、近寄ることができません。
また、背景をシンプルにしたかったので、望遠側で見られる圧縮効果を出したかったというのもあります。
そのような時に高倍率ズームレンズが大いに役に立ちます。



「ナノARコーティング」でフレアやゴーストを抑え、黒が締まったクリアな描写

三重県_多気町_0063
FE 24-105mm F4 G OSSのレンズ面にはソニー独自の新開発コーティング技術「ナノARコーティング」が施されています。
これにより、反射率がこれまでのレンズに比べると大幅に低減され、黒が締まったヌケの良い描写を得ることができるようになりました。
さらにレンズ鏡筒内に植毛処理を施すことで、フレアやゴーストを極限まで抑えられています。



使用用途が幅広く、なんでも撮れるレンズ

風景

三重県_0096
こういうところではズームレンズで画角を調整できるのは非常にありがたいです。
これは焦点距離40mmで撮影したもので、これより広い画角で撮ると、上の太陽が直接見えてしまいます。
また、このような状態で空を入れた撮影をすると白とびしてしまうので、この時は空を入れたくなかったのです。ちなみにこれ背景は森です。

で、画角の話に戻りますと、24mmのままで被写体に近寄って空が入らないように撮影しようとすると、今度は手前側の木が大きくなりすぎて入りきりませんでした。
そこで近寄らずにズームアップをして空が入らないように、かつ手前の木が大きくなりすぎないようにすることをしました。
こうして制限の多い時の構図合わせではズームが使えるレンズは便利です。



滋賀県_高島市_もみじ池_181124_0117
こちらは焦点距離80mmで撮影。
池のリフレクションをちょうど良いところで切り取りたかったので中望遠域までズームして撮影しました。



愛知県_稲沢市_祖父江_181202_0118
逆光でもフレアやゴーストがあまり出ないとでクリアな描写を得ることができます。
この写真は後の現像処理時にハイライト部分をふわっとさせているのですが、撮って出しの時点ではもう少し締まりがある状態でした。

今だとPhotoshopやLightroomでフレアに似た効果は追加することができるので、フレアが必要だなと思う時は後で付け足します。
フレアを取り除くより付け足す作業の方が楽なので、基本的にはフレアは撮影時にないほうが良いですね。



夜景

三重県_四日市市_霞ヶ浦緑地公園_181208_0044
夜景もシャープな描写をしてくれます。
絞った時にハイライト部分から出る光の筋(光条)は実はレンズの絞り羽根の枚数によって変わります。
FE 24-105mm F4 G OSSの絞り羽根の枚数は9枚です。
絞り羽根枚数が奇数だと光条の数がレンズ羽根×2倍になります。

基本的にレンズの絞り羽根は7枚とか9枚のものが多いです。
8枚のものもたまに見かけますが、作例を見ると光条の数が奇数枚のものの半分しかないので、イメージが全然違って見えます。



三重県_四日市市_四日市ポートビル_181208_0030
焦点距離:105mm SS:1/5 F:4 ISO:1000
今のカメラはボディ内手ぶれ補正がついているのですが、望遠側で1/5秒というシャッター速度で手ブレを防ぐことができるのはレンズ内にも手ぶれ補正がついていることが大きいです。
FE 24-105mm F4 G OSSのレンズ名称の後ろにもついているOSSというのが光学手ブレ補正の意味を持っていますので、レンズ購入の際に参考になるかと思います。

また、この写真を撮影している時に使っているカメラはα7iiですが、このカメラには世界初の5軸手ブレ補正が搭載されており、かなり強い手ブレ補正をかけてくれるカメラです。
そのことからα7iiとFE 24-105mm F4 G OSSはとても相性の良いカメラとレンズのため、人気のある組み合わせとなっています。



スナップ

大阪府_大阪市_東成区_鶴橋商店街_181215_0020
街並み、とりわけ狭い路地を焦点距離90mmという中望遠で切り取ったものです。
このぐらいの焦点距離は望遠ならではの圧縮効果が得られ、凝縮された街の様子が表現しやすくなります。
また、望遠といっても通行人までの距離は遠いため、個人を特定できるレベルで写り込まないのがまた良いところです。



三重県_桑名市_町屋大橋_181123_0110
動いているものも逃さず撮ることができます。
これはトラックが走っているところを撮ったものですが、運転席と荷台の隙間から太陽が輝いている瞬間を狙ってシャッターを切りました。
上の街並み写真と違って24mmの広角域で撮影しています。

ちなみにこの時に使用していたカメラはα7iiで電子ファインダーとなっているため、太陽をのぞいてもまぶしくはありませんが、センサーが焼かれてしまう可能性もあるので、長時間カメラを太陽に向けたり、望遠側で撮ることはやめたほうが良いでしょう。



僕がFE 24-105mm F4 G OSSを選んだわけ

α7iiを買う時に一緒に選んだレンズがFE 24-105mm F4 G OSSでした。
今までNikon D750を使っていて、その時に愛用していたのがAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRでした。
どちらも高倍率ズームレンズでF4通しでまるまるかぶるようなレンズですが、それでも僕がFE 24-105mm F4 G OSSを選んだ理由は、ソニーのカメラを買った後もニコンのカメラをそのまま使っていきたいからと考えたからです。

結果としてはα7ii + FE 24-105mm F4 G OSS と D750 + AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR の2台体制で出かけることが多くなりました。
さらにニコンのレンズは単焦点やマクロレンズを持っているため、撮るものによって色々変えることができます。
ソニーはいつでもどこでも使えるFE 24-105mm F4 G OSSを基本的につけっぱなしです。軽いのでいつでもどこでも気軽に使いたいのです。
そのためどのような状況でも気軽に使えるFE 24-105mm F4 G OSSはうってつけのレンズでした。

また、FE 24-105mm F4 G OSSのレンズ径は77mmです。
これはAF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRと同じサイズのため、これまで使っていたフィルターも今まで通り使うことができます。

16mm〜105mmまで常にカバーできている状態での撮影はかなり万能です。
広角から望遠まで同時に楽しめているのはやはり大きいですね。
今までもその感覚を楽しむことはできていましたが、やはりレンズ交換をするのとしていないのでは撮影のレスポンスに大きな差がありますし、使わないほうのレンズを持ち歩いているのは意外と負担になります。
2台持ちのほうがかさばるんじゃないの?と思いましたが、実際にやってみるとα7ii + FE 24-105mm F4 G OSSが軽くて小さいので、それほどかさばっていると感じたことはなかったです。



まとめ(軽い、ブレない)

軽い

FE 24-105mm F4 G OSSの重量は663gです。りんご3個分。
やっぱりミラーレスカメラに搭載されることを前提に設計されているので、4倍ズームでF4通しのレンズといえども軽いです。



ブレない

三重県_四日市市_コンビナート_181201_0189
レンズ内手ブレ補正がついていて、夜でも手持ち撮影ができるというのは本当にすごいです。
この写真も手持ちで撮影しています。
シャッターを押した時のブレが一番のネックになるのですが、その衝撃をしっかり吸収してくれているのが嬉しいですね。



レンズの評価

総合的に見て非常にバランスの良いレンズだと思います。
特にレンズを数多く持っていない人にこそオススメのレンズです。
なんでも撮れますからね。

奈良県_奈良市_般若寺_181223_0300
F4通しなのでボケは普通です。
使えないレベルではないですが、とろけるような綺麗なボケを楽しめるというレベルではありません。

最短撮影距離は38cmです。
旅行中に出てきた食事を座りながら撮れるレベルです。
最短撮影距離が45cmだと椅子から立って撮らなければならないこともあるのですが、そんなことはないので便利なレンズです。
マクロレンズではないので、これだけ寄れたら上等ですね。

とにかく、このレンズは欠点が少ないレンズです。
強いて言うなら値段が高いぐらいですが、それに見合った価値は十分にあります。
ソニーのカメラを買ったら持っておいて損はしないレンズだと強くオススメすることができます。