05_03_三重県_名張市_赤目四十八滝_不動滝_完成
 
滝の写真をAdobe Lightroomのみで現像します

写真を現像するためのソフトは様々なものがあります。
最近ではスマホでも写真の現像ができてしまうのでものすごい時代ですね。
今回は画像関連ソフトに関しては敵無しのAdobeが出しているLightroomというソフトのみを使って写真を仕上げていきたいと思います。

使っているバージョンはLightroom5です。
今は6やCCなど新しいバージョンが出ていますので、この現像と調整はもちろん、新しく加わった機能を使えばそれ以上の処理ができるようになっています。
 
 
 
現像手順

1,撮って出しはこんな感じ

01_三重県_名張市_赤目四十八滝_不動滝_撮って出し
 
今回はこの滝を仕上げていこうと思います。
緑が綺麗な時期だったので、葉っぱの緑が綺麗なのはいいのですが、NDフィルターの影響もあって滝をはじめ写真全体が緑がかっています。

というわけでこの写真の現像は
・緑かぶりをなくす
・滝を浮かび上がらせる
・緑色の微調整
を行っていきたいと思います。

 
2,ホワイトバランスを調整 黄色抜きとより深い緑を目指して

02_01_ホワイトバランス調整
ニコンのカメラのくせとして黄色っぽくなるという傾向があります。
まずはこの黄色を取り除くためにホワイトバランスを下げました。ホワイトバランスを下げることによって青みが強くなります。青は黄色の対色となるので、黄色みを抜く時の一つの手段です。



02_02_赤目四十八滝_不動滝_ホワイトバランス調整
さらに緑を深くするために色かぶり補正を緑色によせました。
ただでさえ緑な写真がもっと緑になっていきます。
 
 
 
3,明暗別色補正を調整

03_01_明暗別色補正
滝壺の色をしまりのある感じにしたいので、明暗別色補正のシャドウを調整して写真の暗いところだけ青色によせる補正を行います。
青は結構暗い色なのでシャドウ部にかぶせるとわりと締まりのある感じになります。
またハイライトの色を調整すると写真の明るい部分、この写真であれば滝や光が当たっているところの葉っぱが影響を受けます。



03_02_三重県_名張市_赤目四十八滝_不動滝_明暗別色補正
シャドウ部に青系をかぶせることでだいぶイメージが変わってきたと思います。
しかしながら、まだまだ滝の色かぶりが直っていないのでそちらを修正していきたいと思います。
 
 
4,色補正

04_01_色補正
そろそろ滝の緑かぶりを修正してしまいます。
Lightroomでは色相や彩度を系統色別に行うことができます。
やり方としては抜きたい色の彩度を下げたり、色相を変えたりします。
今回は緑かぶりしているので緑を抜きたいところなのですが、緑を抜くと周りの葉っぱの彩度が落ちてしまいます。



04_03_色補正
ちなみにグリーンの彩度を抜いてしまうとこんな感じになってしまいます。
そして気付くことは意外と滝の色味は水色要素が強かったということです。
なので上の補正数値はアクアとブルーの彩度を下げていました。またアクアをブルーに若干寄せることで締まりのある色になります。



04_02_三重県_名張市_赤目四十八滝_不動滝_色補正
滝の色を調整するとほとんど完成したも同然ですね。
そして滝の色が消えて、周りに残っている植物の色が対比して映えるようになりました。
 
 
 
5,部分補正をして完成


05_01_部分補正
最後に滝の部分のみ補正して仕上げていきます。
黄色い枠でかこったものは筆のように選択していくことができます。今回は滝のみを選択したいので黄色い枠でかこったツールと自動マスクを使います。
自動マスクというのは処理したいポイントを選択した時に同じような色や明るさの部分だけを自動で選択していってくれます。
また、選択したマスクオーバーレイを表示という項目のチェックをいれると、部分補正したい部分が赤く表示されるので、自分が今どのあたりを選択しているのかわかりやすくなります。選択を終えて調整する時は赤いままだと逆に邪魔になるのでチェックをはずしてください。



05_03_三重県_名張市_赤目四十八滝_不動滝_完成
滝の色が変わることによって写真にメリハリがつきました。
明るさを変えてさらに滝を浮かび上がらせたり色々な表現ができます。
 

 
まとめ

現像手順は人によって様々です。
これが正解という方法はないので、色々な現像方法を試していただく中の1つとしてこの記事が参考になれば幸いです。


 
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