002完成
 
【Lightroom現像】工場夜景
 
滝、花火、トーンカーブに続いて現像シリーズの記事ですが今回は工場夜景でいきたいと思います。
幻想的な工場夜景、春夏秋冬関係なく夜であればいつでも撮れる被写体として僕は好きなんですが、意外と工場夜景の現像は細かいところまで気を使わなければいけません。

特にやっかいなのがライトの色かぶり。
この記事ではライトの色かぶりの修正方法も紹介したいと思います!






現像の手順
 
000BeforeAfter
まずは現像前の撮って出し状態と現像後の違いを1枚に収めて比べてみました。
現像時間はおおよそ10分です。



001撮って出し
とりあえず撮って出しの全体写真です。



003全体のバランスを調整
最初は全体のバランスを整えていきます。
おおまかに説明すると暗すぎるのでぐわーっと明るくしてしまいます。
クールなイメージに仕上げたいので色温度を下げて青っぽい色合いにしていきます。



004色味を調整
ライトの色合いが緑すぎるので、それを補正していきます。
基本的に蛍光灯や水銀燈はこんな感じで色かぶりが激しい被写体です。
目に見えている以上に緑に写ることを覚えておきましょう。
今回はとにかく緑を消すことを意識して、色相スライダーを動かします。



005色味を調整2
色相スライダーのグリーンをイエローよりにすることで緑の色かぶりはほとんどなくなりました。
しかし、このままでは黄色みが強すぎます。
今度は彩度を落として不自然にならないように調整していきます。
グリーンとイエローの彩度を落とすことをメインにしていきましょう。



006部分補正で調整
最後は部分補正で調整していきます。
プラント?と線路を目立たせたかったので、明瞭度を上げたり、明るさを上げたりしました。



まとめ
 
002完成
という感じで完成したのがこちらの写真です。
現像前と比べると臨場感が出たと思います。
あ、そうそう。写真の中央やや右にあるゴーストの消しかたはPhotoshop編の記事で紹介できたらと思います。
そこの処理が面倒くさくて放置しっぱなしなわけじゃないんですよ!