E-01
 
トーンカーブを制する者は現像を制す
 
だんだんシリーズ化してきた「【Lightroom】ほにゃらら」ですが、今回はLightroomのみでその中でもトーンカーブだけしか使わない状態で写真を現像していきます。

ちなみに過去のLightroomのみでの現像を解説した記事は以下のとおりです。

 

 

トーンカーブの表現幅は世界一ィィィィーーーーッ!
 
と言いたくなるぐらいトーンカーブの表現幅は可能性を秘めています。
今回は一枚の写真を使って、トーンカーブでどのくらい表現できるかちょっとだけ紹介していきます。

そもそもトーンカーブって何
 
結論から言ってしまうと、明るさ・コントラスト・色調補正など一通りのことができてしまう機能です。
Lightroom以外にもPhotoshop・Fireworks・GIMPなど他のソフトにもついている機能です。
今回はLightroomでの解説ですが、基本的に自分はPhotoshopのトーンカーブを使って調整していることが多いです。



F-02
トーンカーブの簡単な仕組みは横軸を左から右にいくにつれて、画像の暗い部分〜明るい部分となります。
縦軸は斜めになっている破線を基準に上へ線をひっぱれば写真が明るくなり、下へひっぱれば写真が暗くなります。



F-01
こちらはトーンカーブを実際に触ってみた写真です。
このカーブの描き方は多くの人がトーンカーブを一番最初に触る時にやってみる操作だと思います。自分も例外なくこのパターンです 笑

「明るさ」や「コントラスト」を触るよりも若干難しいイメージがあるので、敬遠しがちなトーンカーブですが、慣れるとトーンカーブのほうがむしろ楽というぐらいになります。
ここからはトーンカーブを使った色々な表現を紹介していきます。


トーンカーブで色々やってみた
 
今回いじくりまわす写真はこちら!
 
0-撮って出し
近江富士がちょこっと写っている写真です。(滋賀県)
撮って出しです。



実際の見た感じに近づけてみた
 
C-01

C-02
まだ明け方の薄暗い時間帯に撮影したものなので、空は比較的明るい状態で残して暗い部分はぼんやりさせました。
トーンカーブの真ん中らへんをちょっと下げると色が濃いめになります。



フィルムっぽいトーンカーブにしてみた
 
B-01

B-02
全体的に明るくしてレンジ幅を下げることで、古いフィルムカメラで撮ったかのようなトーンにしてみました。



朝焼けを強調してみた
 
D-01

D-02
空を明るくして、かつ色を濃くしています。
暗い部分は暗くなりすぎてしまわないように明るさをキープしています。



朝焼けをだいぶ強調してみた
 
E-01

G-01
撮って出しに比べるとかなり雰囲気が変わったと思います。
トーンカーブのみでもここまで変えることができます。コントラストや彩度は一切触っていません。
この写真で行ったトーンカーブの調整は下で紹介しています。



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全体的なトーンカーブは一番明るい部分はそのままで、中間の明るさをちょっと暗くして色を濃くしています。
暗いところはそのままだとコントラストが上がってしまってより暗くなってしまうので、ちょっと明るさを持ち上げています。


 
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ここからは色の調整です。
「チャンネル:RGB」の部分をクリックするとレッド・グリーン・ブルーの項目が出てきます。
ここで各色の調整ができます。


 
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まずはレッドから。
空(明るい部分)の赤みを強調したいので明るい部分を増やしています。
暗い部分は赤みを強めたくないので、何も触らずそっとしておきます。


 
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グリーンは線を下に下げることで対比色である赤色に変わっていくので、赤色をさらに強調したい部分のグリーンを下げています。


 
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ブルーは暗いところが青みがかるように調整しています。
逆に明るいところは青みを下げています。青の対比色は黄色なのでこれまで出ている赤がやや黄色がかります。






まとめ
 
一見、色々と考えながら調整しなければならないように感じるトーンカーブですが、実際は感覚的に操作していけば良いので、トーンカーブを触りながら「ここをどうしたい」「あそこをどうしたい」と考えながらやっていけば良いと思います。



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