品川_東海道0005
 
概要と目次

■概要
街撮りのネタをまとめてみました。

■目次
1:反射
2:踏切
3:ローアングル
4:ハイアングル
5:流し撮り
6:影


1、反射
 
現実的な風景を一瞬にして非現実的かつファンタジーな世界に変えてしまうエース、反射です。
①水たまり
②ガラス
③アクリル
④磨かれた石
⑤川・池
なんかがモノをよく反射します。
意外と反射するものは街中にあふれていますので、撮りやすい被写体です。
雨の降った直後などはあちこちに水たまりができているのでチャンスですね!

掛川大祭_1011
道路にできた大きな水たまりに夕焼けが反射していました。
祭りの時だったので道路は交通規制がされており、車が通れない状態です。
なかなか貴重な1枚になりました。


池袋089
ガラス張りのビルなんかはこのように鏡面反射して綺麗です。


品川_東海道0005
落下防止のガラスに反射する人と街並を撮影しました。
ガラスなので向こう側の景色も見えています。前の景色と後ろの景色が混ざり込んで不思議な世界がうまれます。


東京国際フォーラム_0000
東京国際フォーラムの天井もガラスで綺麗に反射しています。
ガラス板の上にカメラを置くことで綺麗に撮れます。


石神井公園043
三宝池に反射する太陽。水面が穏やかだと綺麗な形で反射します。
風がなく、よく晴れていると水面に波もたたず青色になります。


斎宮_0072
水田に写る伊勢志摩ライナー。
田植えが終わって2-3週間ぐらいが撮影チャンス期間です。多少稲があっても問題なく映り込みます。


2、踏切
 
踏切は動くものの中では逃げていかないし、色合いとか形も味があって安心と信頼の被写体ですね。
電車が通るときもいいのですが、遮断機が閉まる時と開く時も絵になります。
ただし電車、車の他に歩行者や自転車もたくさんいると思うので撮影時は注意が必要です。

都立大学_3

電車のラインと遮断機のラインで平行線を作りたくて、踏切と走っていく電車をスローシャッターで撮影したところ、タイミング良く踏み切りの向こう側に人が!
高さもちょうどよく、踏切の向こう側は少し下り坂になっているのですが、もうちょっと手前を歩いていたら頭が電車とかぶっていたかと思います。
偶然の出来事で驚いています。


伊勢市_0025
遮断機が閉まる時の写真です。
日中の踏切はなんだかアニメチックな雰囲気になります。
シャッター速度が1/2500と高速だったので警報機のランプが消えてしまってますね 笑
1/50程度だとほぼランプの点灯も写ります。
というのはLEDや蛍光灯は1/100秒程度の速さで点滅しているからだそうです。モノによっては点滅速度が違ったりします。直流のLEDなら点滅はしません。



櫛田_0102
こちらも遮断機が閉まるときの写真です。
こっちはちゃんと踏切警報機のライトが点灯しているところを捕らえられました。


多気_0046
踏切とオリオン座。写真左下あたりにオリオン座があります。
30秒シャッター開けていると24mmでも動いているのがわかります。
星を写すには絞りすぎました^^;
焦点距離:24mm SS:30秒 F:8 ISO:100


3、ローアングル
 
普段の目線より視点を下げて撮ることをいいます。
ちょっと目線を変えるだけで日常風景でも大きく変わるので楽しいですね。
子供ぐらいの目線で撮ると懐かしい視点だったり、猫ぐらいの目線で撮ると猫が見ている景色がどんなものかちょっと体験することができます。
特に猫目線と子供目線は最近のテーマにしていて、ある程度まとまってきたらこちらでもアップしていきたいと思います。

猫_0022
猫目線。15cmぐらいの段差とほとんど同じ高さです。
小さな花や草と同じぐらいの高さで、大きな花は目線より高い位置にあります。


有楽町_0008
これも猫目線。


4、ハイアングル
 
ローアングルとは対称的に高い視点での写真です。
腕を上に伸ばす、歩道橋にのぼるなどいくつか手段があります。

三ノ輪_1227
歩道橋に上がって撮影しました。
なんでしょうね、昔の写真っぽく見せる加工にハマっていたようです。


靖国神社_みたままつり_0001
こちらは段差の上に上って撮影したものです。
視点を上げると広く撮れるようになります。
広角レンズを使うことでさらに高いところから撮っているようにみせることもできます。


5、流し撮り
 
流し撮りも街撮りを楽しむ一つの要素です。
一番簡単なのは電車です。規則的に進む方向が決まっているためカメラの動きがシンプルです。
車や人はそれぞれ不規則な動きをしますので最初はちょっと難しいかと思います。

新宿_山手0001
焦点距離:120mm SS:1/20 F:4.5 ISO:320 手振れ補正ON
流し撮りを始めた頃の写真でビギナーズラックです。人の表情や何をしているかまでわかるぐらい電車の動きと合いました。
結局この日は50枚ぐらい撮って成功したのはこの1枚だけだったかと。


多摩川_夕景_1601070591train
焦点距離:120mm SS:1/60 F:4.5 ISO:1600
ちょっとだけ流れています。


6、影
 
影は平坦で特に撮る要素がもてないアスファルトですら魅力的にしてくれます。
影で楽しむのは日が低い朝夕と南中高度が低い冬がおすすめですね。

TS11_五反野_2
冬の午後です。
日中でも太陽が低いので影が長く伸びます。
ここで撮るものがなくて飢えていたので、助けられました。


五反田_A0007
横断歩道と影は相性の良いです。さらにタイヤ跡の追加で相性増し増しです。