こんにちは、Yutoです。

雪景色が撮れる季節です。
今までほとんど雪景色を撮る機会はなかったのですが、今シーズンは幸いなことに何回か撮るチャンスがありました。

被写体が白いので光と影を印象的に表現できるのが雪景色の楽しいところ。

せっかくなので今回は雪景色を使って影を強調する方法を書いていきます。
雪景色以外でも複雑な形の影とかに使えますので、ぜひチャレンジしてみてください。

・使えるシーン
細かい影がたくさんある
複雑な形の影がある

・メリット
複雑な形状を簡単に切り取って早く処理できる
細かい影を簡単に切り取って早く処理できる

使うソフトはPhotoshopです。
それではさっそく開始していきましょう!



スクリーンショット 2019-01-20 13.10.40
基本的に僕のPhotoshopの操作画面はこんな感じです。
右側のパネルはPhotoshopのメニューバーにあるウインドウというところから、それぞれの項目を選択して出しています。



01 元データ
元画像はこれです。

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まずは元画像をCommand + Jで複製します。
そうするとレイヤーがこんな感じで2つになります。


01-2
背景のコピー2レイヤーを直接トーンカーブで調整します。
背景のコピー2レイヤーを選択した状態でメニューバーのイメージ>色調補正>トーンカーブを選びます。
これは影の部分とそうでない部分をよりはっきりと分けることによって、影の部分だけの調整をよりしやすくしています。



02 コントラストを上げる
トーンカーブを調整した後の背景のコピー2レイヤーはこんな感じです。
コントラストを強くしただけなので、白い部分はより白く、黒い部分はより黒くなって明暗の切り分けがはっきりしました。


02-1
次にチャンネルを選択し、RGBのところでCommandを押したままクリックします。
すると画像のような感じで選択されているようになります。



02-3-1
選択されている状態でレイヤーオプションでトーンカーブを追加します。
いったんトーンカーブを調整する画面に切り替わりますが、レイヤータブに戻って、レイヤーマスクの部分を選択してCommand + i で色を反転させます。 こうすることで画像の暗い部分だけをマスクがけし、明るい部分に影響が出ないようにしています。
このレイヤーマスクができたら背景のコピー2の画像はここで御役御免ということで削除します。

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トーンカーブレイヤーで属性を選択します。
今回は影の部分をより強調したいので、画像の暗い部分のみをもっと暗くします。



03 トーンカーブで影を強く
影が暗くなるとがらっと印象が変わりました。



04 影の濃すぎる部分を調整
一部は暗くなりすぎたので、暗くなりすぎた部分のレイヤーマスクを黒塗りして自然な明るさに戻します。


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ここからは明るさを調整していきます。
まずトーンカーブレイヤーをCommand + J で複製。
レイヤーマスクをCommand + I で反転。
今度は影以外の部分を明るくしたいからです。

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トーンカーブの調整では画像の赤丸①のアイコンをクリックします。
マウスカーソルがスポイトのカーソルになると思うので、その状態で赤丸②の場所をクリックします。
そうすると赤丸③の場所に四角いアイコンができます。

同じように赤丸①のアイコンをクリックし、赤丸④の場所をクリックします。
そうすると赤丸⑤の場所に四角いアイコンができます。

これは何の意味を成すかというと、影より明るく雪のハイライト未満の場所だけトーンカーブを調整できるようになります。
レイヤーマスクは真っ黒な部分以外は多少なりともトーンカーブの影響を受けます。
そのため、このようにトーンカーブでロックをかけないと明るさを持ち上げた時に影の部分まで結構明るくなってしまいます。

一見無意味に思える合わせ技ですが、これは赤丸⑥のような場所の調整でかなり役立ちます。
手動でレイヤーマスクをマスクがけていっても良いのですが、細かい場所は手間暇がかかってしまいます。あるいは細かいところを見落として、そこだけ調整できていなかったということも防ぐことができます。
この合わせ技だと細かいところも自動で調整をしてくれるので、手間暇もかからず、正確に調整を行うことができます。



05 明るさ調整
こうして影が綺麗に落ちました。