概要
室生寺はなんというか、渋いです。ほんと渋い。ひたすら渋い。
自然と共存している寺そのものですね^_^
JR東海が展開するキャンペーンCM「いま、ふたたびの奈良へ。」のナレーションで「仏様も山の空気とひとつ、時の流れとひとつ」という部分がありますが、なんとなくわかった気がします。
紅葉は終わりかけでしたが、雨でしっとり、ちょっとひんやりした空気の中でゆっくりと撮影できました。
室生寺は、構図も色の出し方も難しくて、今までお気に入りの写真はなかなか撮れていなかったのですが、今回はたくさん撮れて大満足でした!
けっこうな雨だったので行くか行かないか迷ったのですが、行って本当に良かったです。
室生寺の紅葉写真
駐車場からおみやげ屋や飲食店が並ぶ街並を通り抜けると室生寺の入り口があります。
女人高野室生寺の石碑や大本山室生寺と書かれた看板があるのでここからいよいよ室生寺なんだなという気分になります。
門をくぐって一番最初に見えてくるのは金堂です。
一番室生寺らしいところだと個人的には思っています。
紅葉もまだ残っており、葉が濡れているおかげで色も深みがあって良かったです。
奥に見えるのは本堂です。
本堂単体で撮るとなんだか寂しい感じがしたので、紅葉を手前に置いてみました。
山には雲というか霧がかかっています。
まるで水墨画のような世界です。
本堂を正面から。
たぶんあれですよ。手前の紅葉があれば良かったと思うんですよ。
なんで全くないの(笑)
こちらは室生寺でも人気のある五重塔。本堂のすぐ横にある階段をのぼったところにあります。
国内で2番目に古い五重塔だといわれています。1番古いのは法隆寺塔です。
また、屋外にある五重塔の中では最も小さいそうです。
こちらは上の写真よりもうちょっと引いて撮りました。他の観光客の方々も多数いるので、人がまったくいない状況はあんまり巡ってきません。たま〜に30秒ぐらい途切れたりしてたのでその時までに構図を決めて一気に撮り切る感じですね。
ここはシャクナゲが咲くことでも有名で、4月中旬から5月頭にかけてこの写真の両サイドにシャクナゲが咲きます。
特に晴れの日であればピンクのシャクナゲと赤い五重塔が非常に綺麗で陽気を感じさせます。
五重塔からさらに階段をのぼっていくと奥の院があるのですが、わりとしんどい階段で、靴が濡れていたこともあって今回はパスしました。
今まで室生寺でしっくりきた写真はあまり撮れたことがなかったのですが、今回は紅葉と雨というシチュエーションもあり、とても良い撮影となりました。
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