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日本政府が最初に指定した名勝の一つ「月ヶ瀬梅林」
 
奈良県には昔ながらの日本らしい風景がたくさん残っています。
ここ、月ヶ瀬梅林もその一つで、日本政府が最初に指定した名勝の一つです。
名張川の渓谷沿いに梅林があるので月ヶ瀬梅渓ともよばれています。
現在梅の木は2万本ほどあるといわれてますが、最盛期の江戸時代にはなんと10万本ぐらいあったそうで、烏梅の原料にするために栽培していたようです。
20世紀に入ると烏梅はほとんど生産されなくなったため、観光資源だとか食用の青梅の栽培にシフトしていきました。

月ヶ瀬梅林の見頃は例年3月中旬〜下旬です。標高200〜300mほどの高原に梅林があるので奈良市中心部の梅よりも半月ほど遅れて見頃がくるそうです。
一応奈良県奈良市にある名勝ですが、ほとんど三重県との県境にあるので奈良市街からはやや遠く、30kmほどの距離があります。奈良市との合併前は月ヶ瀬村という自治体に属していました。
公共交通機関を使って行くこともできますが、いかんせん山奥なので基本的には車で行くほうが便利かなとは思います。

あとここの草餅おいしいです。
 
■アクセス
自家用車:
奈良市→柳生→月ヶ瀬梅林(約60分)
名阪国道→五月橋IC・治田IC・白樫ICから約7km(大阪から約90分 名古屋から約120分)
電車・バス:
ー奈良方面からー
JR奈良駅・近鉄奈良駅→奈良交通定期バス(石打行または尾山行)→尾山下車(約70分)
JR月ケ瀬口駅→三重交通バス(尾山口行)→尾山口下車(約20分)
ー三重方面からー
近鉄名張駅・桔梗が丘駅→三重交通バス(
尾山診療所前行)→尾山診療錠前下車(約30分)
上野市駅→三重交通バス(桃香野口行)→尾山下車(約30分)

 
 
月ヶ瀬梅林の写真
 
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今回はじめて早朝に行ってきました。
だいぶ暖かくなってきたとはいえ夜から明け方は冷え込みますね。このあたりの気温は0℃でした。
湿度も高かったので雲海が出るかな〜と思って行ったんですが、世の中そんなに甘くなかったです 笑



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日の出前にちょっと焼けました。
太陽ののぼる方角がちょっと期待しているような場所じゃなかったので慌てましたが、とりあえずそれらしいところを見つけて撮影!
このぐらいの時間になると手持ちで撮影できるようになるので構図の変更に融通が効きます。



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再び定番ポイントへ。
中央を流れている川が名張川です。



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空を入れずに撮ってみました。
なかなかここでしっくりくるポイントが見つけらないです。とりあえず雲海が出そうな時に再チャレンジですね。



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今回は太陽もうす雲に隠れてしまっているので、周辺を色々探索してみました。
定番スポットのすぐ側にあるしだれ梅のまわりに水仙が綺麗に咲いていたので撮影。梅絨毯もいい具合にできていました^_^



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時々太陽が雲の隙間からわずかに顔を出します。



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風景撮影スタイルから街並撮影スタイルに切り替えて散歩することに。
まだ朝が早いのでお店はやっていません。梅がひたすら綺麗です。



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ここは梅の枝振りと建物が良い感じでした。
正面から太陽も見えそうです!



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ちょっとだけ太陽光が強くなった時に撮影。
なんだか絶景ではありませんが月ヶ瀬の朝らしい写真が撮れました^。^*



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水仙としだれ梅のコラボ。



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これ...このボテッと落ちている花、つばきでしたっけ...?
よく見る花の名前を案外知らなかったりします(꒪⌓꒪)ミモザとかも名前と花が最近ようやく一致しました◎_◎



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月ヶ瀬の梅は花にボリュームがある感じがします。梅はわりと枝が目立ってしまいがちですが、ここは花がいっぱいついているので嬉しいです!
まるで珊瑚礁みたいに撮れました。



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月ヶ瀬梅林から帰る途中に見つけた竹林での一枚。
光の入り具合が綺麗でした。
 
 
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