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岐阜県_白川村_白川郷_0032

1月にオススメの被写体や撮影スポットを紹介

新年が明けました。
冬まっさかりな1月。
日本海側や東北地方、北海道はずっと雪が積もっているということも珍しくなく、冬らしい写真が撮れる月です。
また、冬は空気が澄み渡り、空のグラデーションもとても綺麗です。
この記事ではそういった冬の特徴を活かした撮影ができる被写体や撮影スポットを紹介していきます。



初日の出
 
静岡県_浜松市_中田島砂丘_0119
元旦といえば初日の出。
1年の最初の日の出はやはりめでたいものとして人気です。
太陽は真ん中に来るように撮るとフレアやゴーストが少なくてすみます。
写真は中田島砂丘(静岡県)で撮ったものです。海岸線は日の出も見やすく初日の出を撮影する場所としてオススメです。

その他の初日の出オススメスポットとしては伊勢神宮(三重県)・ダイヤモンド富士(山梨,静岡県)・大洗神社(茨城県)などといったところがあります。



雪景色
 
岐阜県_白川村_白川郷_0072
なんだかんだいって最も冬らしい写真というのは雪景色といえるのではないでしょうか?
日本は世界的に見ても豪雪地帯で、北海道・東北・北陸をはじめとした地方は毎年とてつもない量の雪が降ります。

白川郷は豪雪地帯にありながら日本らしい伝統を残している合掌造がたくさんあり、まさに日本ならではの雪景色が撮れる場所としてとても人気があります。
雪が降っている場所はとにかく足元の防寒が大事です。
防寒対策のとられている靴、できればブーツがあると積もった雪が隙間から入ってきにくくなるため、わりと暖かいです。



 
三重県_伊勢市_夫婦岩_0029
冬は空気が澄んでおり乾燥していることもあって、水平線もくっきりと見えます。
また海が荒れていることも多く、場所によっては波の動きも表現しやすいです。
海といっても磯場や砂浜など様々な場所があるので色々な撮り方を楽しめます。
とにかく風が強くて寒い場所が多く、危険な場所が多いため撮影の前は下見をしっかりしたりするなど安全確認が必要です。



パンジー
 
安城産業文化公園デンパーク_0003
冬の代表的な花の1つです。
色鮮やかなものも多いため、撮影にはもってこいの花でしょう。
写真は安城産業文化公園デンパーク(愛知県)で撮影したものです。

パンジーは地面から近い位置に花を咲かせているのでローアングル撮影が多くなります。
チルト式液晶やバリアングル液晶などといった可動式の液晶ディスプレイがついたカメラがあると撮影が楽になります。



ウィンターチューリップ
 
神奈川県_江ノ島_ウィンターチューリップ_0294
冬なのにチューリップ?と思うかもしれませんが、ウィンターチューリップという真冬に咲くチューリップがあります。
基本的には春に咲くチューリップと変わりはありません。

写真は江ノ島サムエル・コッキング苑(神奈川県)にて撮影したものです。



皆既月食 2018年1月31日
 
皆既月食_20180131
1月の最終日には皆既月食があります。
日本全国で観察することができ、月食の一部始終は南の空の高い位置で起こるため非常に観測しやすい月食となります。



まとめ
 
こうやってまとめてみると、真冬といっても撮影できるものがたくさんあって驚きました。
花もパンジーやチューリップなど鮮やかなものが多いです。

私はまだ行ったことがありませんが、例えば熱海では1月に花火大会も行われています。
寒いので出かけるのが億劫になる時期ではあるのですが、防寒をしっかりしていけばそれほど苦になることもなく撮影を楽しむことができます。



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