撮影機材:Nikon D750 + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR 撮影地:鈴鹿の森庭園(三重県鈴鹿市)
梅の撮り方
3月も末になり、なぜか早く開花してしまった桜が満開になりつつある今、やっとこさ今年の梅の写真を整理できました。
この記事を書くことを決意していたのにウメジローこと梅とメジロの組み合わせが撮れなかったのはつらいですね。
梅に限らず桜や紅葉などといった季節物はそのものの見た目が非常に綺麗です。
そのまま撮ってももちろん良いのですが、せっかくなので色々な撮り方を楽しみたいですよね!
そこでこの記事では梅の撮り方をいくつか紹介したいと思います。
7つの梅の撮り方
順光で撮る
太陽を背にして、被写体を写すという順光撮影はもっともスタンダードな撮影です。
被写体の色をもっともはっきり出すことができ、背景の青空も綺麗に出ますが、その反面立体感がなくなってのっぺりしてしまうこともあります。
この写真は梅のピンクと青空の色をはっきりと出したかったので撮りました。
逆光で撮る
逆光は太陽がある方向を向いて撮影します。
ドラマチックな光で撮れることが多いので好きな撮影法の1つです。
しかし、太陽を直接いれてしまうと明るすぎたり、レンズによっては太陽の形が綺麗に出ません。
僕の持っているレンズは太陽の形が綺麗に撮れるものがないので、逆光でも太陽をいれることは少ないです。
俯瞰で撮る
梅を風景として撮れるところはあまりありませんが、この写真を撮った「いなべ梅林公園」はこのように梅林を俯瞰で見るところがあるため、風景ちっくに撮影することができます。
全国にはここの他にも梅の絶景を撮れる場所が点在しています。
寄って撮る
基本的には梅の撮影は、梅の木に寄って撮ることが多いかなと思います。
梅も開花状況によって様々な症状を見せてくれます。
例えばこの写真は満開を少しすぎて散り始めのころのものですが、木に残っている梅の量と散った梅の量のバランスが良いと上も下もピンクの幻想的な世界になります。
自然現象なので、いつどれだけ散るといったことははっきりとわかることができないのですが、開花状況と天気予報を見てどのくらい散ったかその都度予測していくしかありません。
ライトアップを撮る
梅は観光名所だと夜にライトアップが行われているところがあります。
桜のライトアップほどメジャーじゃないので、ライトアップが行われているところは比較的限られています。
木の幹をバランスよくいれる
梅の木は面白い形をしているものが多く、幹や枝の配置を考えると梅らしい写真を撮ることができます。
幹や枝ができるだけ重ならないポイントを探すと、写真がうるさくならなくて良いでしょう。
梅まで最接近する
梅を撮る撮影方法としてもっともポピュラーなものの1つです。
この写真はマクロレンズを使って1つの梅の花まで最接近して撮影しました。
梅の花の綺麗さをストレートに伝えられます。
おわりに
梅は色々な撮り方を楽しむことができます。
今回紹介した梅の撮り方はほんの1部にすぎないでしょう。
例えば雨の日に撮った梅の花はまた別の楽しさがあると思います。散り際には花びらが舞っている様子も楽しめるかもしれません。
撮り方は無限大です。
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